沖縄赤十字病院

研修医Resident

目的

このプログラムにおいては、社会に貢献する医師となる為に 「一次医療から三次医療まで、医師として必要な基本的臨床能力を身につけ、全人的で科学的根拠に基づいた医療を実践していく」ことを目的とする。

教育に通じた熱意のある指導医のもと、日常診療でよく遭遇する疾患についての基本的臨床能力(知識、技 能、態度)の修得とともに、医師としての人格を涵養し、時代の要請や社会のニーズに応えられる医師の養成を目指す。また、科学的根拠に基づいだ医療を学びながら、後期臨床研修(専門研修)への登竜門となる研修を行います。

当院の研修プログラムの特徴

本プログラムでは、琉球大学医学部附属病院(三次医療機関)と地域の中核を担う臨床研修病院(二次医療機関)および県立精和病院(精神科)と安謝福祉複合施設と緊密な連携のもと、全ての研修医が一次医療機関から三次医療機関における医療を研修できることが特徴です。

  • プライマリ・ケアや救急疾患への対応など、様々な基本診療能力の効率的かつ総合的な臨床研修。
  • 公平かつ一貫した質の高い臨床研修。
  • 研修医各人の希望に添うローテーションプログラム(コース)選択が可能。
  • 希望の診療科ローテーションが可能な「選択」期間の設置により、個々に応じたプログラムの組み立てが可能。
  • 三次医療機関での研修が可能です。
  • 県主催広域災害救護訓練への派遣(年2回)、院内の災害救護訓練できます。
  • 日本赤十字社沖縄県支部で実施している救急法・蘇生法・水上安全法等の講習会に参加が可能です。
  • 第II管区との協力で洋上救急やヘリ添乗による離島の救急医療が体験できます。
  • 県立精和病院での精神科修練および安謝福祉複合施設での老人介護等の研修ができます。
  • 多数の協力病院(施設)から選択のうえ地域医療や選択科の研修ができます。

地域医療

日赤安謝福祉複合施設、沖縄県赤十字血液センター、首里城下町クリニック、仲本内科、曙クリニック、又吉内科クリニック、かじまやークリニック、ファミリークリニックきたなかぐすく、はいさいクリニック、座間味診療所、伊是名診療所、与那国診療所、江別市立病院(北海道)

内科

今津赤十字病院、鹿児島赤十字病院、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター

救急

熊本赤十字病院、前橋赤十字病院、那覇市立病院

研修方式

総合診療方式に基づき2年間で基本研修科目と必修科目および選択科目をローテーションします。

基本研修科目

内科(消化器、循環器、呼吸器、血液)、救急、地域医療

選択必修科目

外科、小児科、産婦人科、麻酔科、精神科

選択科目

脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、検査、病理など

研修期間は原則として基本研修科目は内科6ヶ月以上、救急部門3ヶ月以上、地域医療lヶ月以上とし、選択必修科目の外科、小児科、産婦人科、麻酔科、精神科は、それぞれ1ヶ月として2診療科を選択する。残りは選択科を研修する。ただし、この期間に基本研修科および必修科を再度研修することも可能である。
到達目標に対して研修の充実を図り確実なものにするためには、「選択必修科目」で選択しなかった診療科については、「選択科目」の研修が必要となる。
救急医療については、研修期間中の当該科の時間内の救急患者の治療を通じて学び、さらに時間外に指導医と当直し研修する。
ローテーションの順番は全ての研修医がこの順番で回るわけではなく、研修医が各科に万遍なく配置されるように決める。
カリキュラムの修正は年度の区切りなどで各研修医の適性や修得度を勘案し、希望を再確認した上で研修する科や研修期間を変更する。

         

研修スケジュール例

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1

内科 救急 選択必須科(2診療)
2

地域
医療
選択科(11ヶ月)
         

研修+α 昼の勉強会スケジュール&テーマ

H28年度
日付 担当医 担当者 テーマ
4月7日 小児科 長崎 拓 “もしも・・・”の時の備え
4月14日 産婦人科 上里 忠和 妊娠初期
4月21日 麻酔科 差波ゆい子 マスク換気と挿管
4月28日 循環器内科 新城 治 心電図
5月13日 消化器内科 田端そうへい 肝炎
5月19日 外科 田本秀輔 縫合
5月26日 泌尿器科 嘗山裕一 腎後性腎不全
6月2日 呼吸器内科 内原照仁 胸部レントゲン
6月8日 循環器内科 東風平 勉 ACS
6月16日 血液内科 中里哲郎 リンバ節腫大
6月30日 救急 佐々木秀章 熊本地震と災害医療
7月7日 整形外科 金城 聡 大腿骨頚部骨折・その他
7月14日 外科 友利健彦 腹壁瘢痕ヘルニアについて
7月21日 消化器内科 大城 勝 消化管出血 Ver5
7月27日 呼吸器内科 那覇 唯 慢性咳嗽
8月4日 血液内科 喜納かおり 血算の読み方・考え方
8月18日 整形外科 翁長正道 実践!ギプス・シーネの巻き方、適応
8月25日 産婦人科 稲嶺盛彦 女性の腹痛
9月1日 麻酔科 小渡有一郎 気道確保
9月8日 脳神経外科 饒波正博 NIHSSのとり方
9月15日 歯科口腔外科 砂川奈穂 口腔外傷について
9月30日 消化器内科 外間雪野 感染性腸炎の臨床
10月6日 外科 仲里秀次 縫合・結紮 2
10月13日 循環器内科 新里 讓 失神
10月20日 皮膚科 上原絵里子 救急でよく遭遇する疾患 ①じんましん
10月27日 神経内科 嘉手川 淳 認知症
11月10日 放射線科 宜保昌樹 仮性動脈瘤への塞栓術
11月16日 産婦人科 大城美哉 STDについて
11月24日 消化器内科 川満美和 必勝!救急で役立つエコー術!
12月1日 呼吸器内科 赤嶺盛和 症例検討
12月8日 外科 豊見山健 急性胆のう炎
12月15日 整形外科 森山朝裕  
12月22日 循環器内科 勝連朝史  
1月4日 耳鼻咽喉科 上原 健 突発性難聴
1月12日 小児科 降旗邦生 おたふくかぜ
1月19日 産婦人科 苅部誠子 子宮外妊娠
1月26日 外科 長嶺信治 局所進行乳癌に対する治療
2月2日 麻酔科 渕辺 誠 術後鎮痛について
2月8日 脳神経外科 輿那覇博克 脳梗塞急性期治療
2月16日 産婦人科 金城 唯 妊婦のインフルエンザ対応
2月23日 皮虞科 上原絵里子 創傷被覆剤外用について
3月2日 泌尿器科 外間実裕 血液透析について
3月9日 整形外科 大湾一郎 高齢者の整形外科的な問題点
3月13日 眼科 薊 三千雄 眼科一般
3月23日 歯科口腔外科 牧志祥子 口腔外科疾患について
3月30日 耳鼻咽喉科 長田紀与志 耳出血