沖縄赤十字病院

研修医Resident

後期臨床研修

循環器内科

1.概要

当院は、病床314床の地域の中規模病院です。赤十字の精神に則り全ての病める患者様へ平等に高度な医療を提供することを理念としています。内科部門は、各内科専科が協力し救急疾患から慢性悪性疾患まで対応しています。
循環器内科はより緊急性が高いことから、24時間対応で急性心筋梗塞などの救急疾患から心移植が必要な末期心不全まで全ての心疾患に対応しています。平成16年4月に循環器内科を再開し、現在は年間約300例の冠動脈造影、約70例のPCI(冠動脈インターベンション)、約20例のペー スメーカー植え込み術を行っています。症例数は毎年増加しております。
平成22年度は新病院へ移転しました。意欲のある研修医を求めます。

2.目標

内科医としての必要な知識、技量を習得し、かつ循環器専門医を取得する。

3.特色

  • 1)一般外来、救急外来、入院、当直を通じ、内科疾患への適切な対応を学 び、かつ1次から3次までの循環器疾患の幅広い知識と技能が習得できる。
  • 2)病棟では、主治医として責任をもって診療にあたり、かつ初期臨床研修 医の指導を通して自らの知識をさらに深めることができる。
  • 3)抄読会、症例検討会、学会参加(発表、聴講)等を通して、常に最新の 情報に接し、自ら研鑽を積むことができる。

4.施設資格 日本循環器学会研修施設

5.取得可能な資格

日本内科学会認定医、日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医

6.対象者

2年の初期臨床研修を終了し、循環器専門医をめざす研修医

7.研修期間、研修過程および目標

・1年目

病棟主治医として内科医としての知識を深めるとともに、循環器疾患の知識、非侵襲的検査(心エコー図、運動負荷試験等)を習得。侵襲的検査(心臓カテーテル検査、心嚢穿刺、中心静脈カテーテル挿入等)をスタッフ の指導のもと経験する。

・2年目

一般外来および救急外来を担当し、自ら初期対応から退院までを責任をもって対応する。

・3~4年目

診断的カテーテル検査が自ら行えるように研修。カテーテル治療が助手として行える。

・5年目

カテーテル治療がスタッフの指導のもと、自ら行える。
循環器専門医の受験

8.専門研修終了後の進路

当院循環器スタッフとして就業可能

消化器内科

1.概要

院は、沖縄本島那覇市にある総合病院で、地域の中核病院としての役割を果たしています。一般診療、がん診療、救急医療に力を入れ、消化器がんの診 断治療、また消化管出血に対する緊急内視鏡検査及び止血術も24時間体制で行っております。
消化器内科における後期臨床研修または修練医としての研修は、消化管領域 及び肝胆膵領域における診断から標準的な治療と内視鏡的処置が行えることを目標とし、高度な技術を要する内視鏡治療等の先進医療技術を習得することを更なる目標としております。
平成22年度の当院の内視鏡件数は、上部消化管内視鏡検査で3,852件(人間ドックも含む)、下部消化管内視鏡検査で1,267件(人間ドックも含む)、小腸内視鏡5例、内視鏡的逆行性膵胆管造影54例、超音波内視鏡107例、治療内視鏡に関しては総数348例で、内訳は、内視鏡的消化管出血止血術45例、胃切開剥離法1例、上部消化管ポリープ切除術5例、下部消化管ポリープ切除術188例、食道静脈瘤硬化療法2例、食道静脈瘤結紮術8例、内視鏡的乳頭切開術12例、内視鏡的胆道ステント留置術41例、内視鏡的胃瘻造設術46例と検査件数、治療件数ともに研修には十分な症例があります。
通常内視鏡による詳細な観察のみならず、色素内視鏡とNBI観察も上部消化管のルーチン検査としています。病変診断に関しては、食道病変では、NBI拡大観察による癌の深達度診断やヨード散布による診断を行い、胃病変では、NBI拡大観察や酢酸散布による拡大観察を行い、診断能向上に努めております。下部消化管に関しては、インジゴカルミン散布、ピオクタニン染色による拡大観察を行い、詳細な質的診断や深達度診断を行い、診断能向上に努力しております。
消化器内視鏡カンファレンスを通して、病変の診断、消化管造影と内視鏡所見の対比、また、生検標本での病理診断と内視鏡所見の対比を行い、診断能向上及び教育を行っております。また、週に1度の消化器内科外科カンファレンスでは、術前・術後症例について徹底討論をしています。月に1度、消化器外科、病理および放射線科と合同カンファレンスを行い、興味ある症例に関して徹底討論を行っております。
各種学会における地方会、総会での発表も積極的に行い、県内での各種研究会・検討会でも担当・発表を行っております。
後期研修期間3年間において、上部消化管内視鏡検査は2,000例以上、下部消化管内視鏡検査は500例以上、治療内視鏡も100例以上は経験可能です。消化 器内視鏡専門医、指導医取得にも対応できる症例であり、充実した研修ができます。また、環境としては、最新の内視鏡システム、監査を安全にできる環境を整えるように努力しております。さらに、琉球大学医学部附属病院光学医療診療部、第一内科の関連施設として、臨床研究にも積極的に関わっております。

2.目標

約2-3年間の研修で内視鏡診断や基本となる治療内視鏡が行えるように、教育指導し、5年間でさらなる高度な治療内視鏡や、後期臨床研修医の指導も 行える内視鏡医師を育成する教育体制、指導体制を心掛けております。

3.施設資格

  • 1)日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 2)日本消化器病学会関連施設
  • 3)がん治療認定医機構認定研修施設

4.取得可能な資格

日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、がん治療認定医

5.対象者

2年の初期臨床研修を終了し、消化器内科を志望する後期研修医

6.専門終了後の進路

当院の消化器スタッフとして就業も可能です。

呼吸器内科

1.概要

当院は平成22年7月1日より那覇市与儀の新病院へ移転し最新の医療機器設備を備え、地域の中核病院としてより質の高い医療が提供可能となっており ます。また、救急告知病院としても地域に貢献しております。
呼吸器科では市中肺炎に加え、原発性肺癌、COPD、気管支喘息などの閉塞性肺疾患、びまん性肺疾患や気胸など多彩な疾患に対応しております。気管支鏡検査は年間平均50~60件程度で近年病変の小さな肺癌の診断に有用とされる EBUS-Guide sheath 法を用いた診断へのアプローチやNPPV(非侵襲性人工呼吸器)による呼吸不全の管理、共通マニュアルを用いた救急室での喘息診療などに力を入れて取り組んでおります。感染症診療では市中肺炎診療はもとより非感染性疾患との鑑別、院内肺炎、人工呼吸器関連肺炎の管理などについて細菌学的な理解に加え基本的な抗菌化学療法の知識をもとに対応しております。

2.施設資格

日本呼吸器学会関連施設、がん治療認定医機構専門研修施設

3.取得可能な資格

日本内科学会認定医、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、がん治療認定医

4.対象者

2年の初期臨床研修を終了し、呼吸器内科を志望する後期研修

5.研修期間 2~5年

6.研修目標

気管支鏡検査を自ら施行できるようになるとともに経気管支肺生検、気管支肺胞洗浄、超音波使用下ガイドシース法(EBUS-GS)などの特殊検査を スタッフ指導のもと施行できるようになる。また呼吸器感染症診療に必要な臨床微生物学と臨床抗菌科科学療法の知識の取得や各種技術の取得(胸水穿刺、胸腔ドレーン挿入、気管内挿管・人工呼吸器管理)。研修2年目以降はがん薬物療法の理解と実践、インフォームドコンセントを患者さんとその家族に行えるようになることを目標とします。
また学習発表(症例報告や臨床研究発表など)などの臨床研究活動にも取り組んでいくことを目標とします(H22は内科学会地方会、沖縄県医学会でそれぞれ1例発表)。

7.関連施設

琉球大学第一内科

8.専門終了後の進路

当院呼吸器科スタッフとして就業可能です。また希望により琉球大学第一内科での研修、大学院課程への入学なども相談可能です。

血液内科・腫瘍内科

1.当該診療科の特徴

地域の中核病院で、那覇市内では血液内科医が最も多く在籍しているため、白血病・リンパ腫などの血液悪性腫瘍から、貧血など赤血球疾患、血液凝固・ 血栓・止血領域の疾患まで、幅広い症例を診療しています。また、2010 年から新病院に移転し、無菌治療室 8 室を備え、自家及び同種の造血幹細胞移植を開始しました。
年間の症例数は、骨髄系腫瘍として、AML 5 例、CML 5 例、MDS 10 例、MPD 5例、リンパ系腫瘍として、ALL 1~2 例、ATL を除くリンパ腫 25 例、ATL 15 例、MM 5 例、その他の疾患として、再生不良性貧血・赤芽球癆 5 例、後天性血友病 1~2 例、自家・同種造血幹細胞移植は 5~10 例、原発不明がんなどの固形腫瘍も年に数例の診療をしております。

2.プログラムの特徴

血液学会や臨床腫瘍学会の研修カリキュラムに沿った研修を行います。血液悪性腫瘍に限らず、がんは全身疾患であり、一般内科の知識・経験・技術 が必須です。当科のプログラムでは、血液内科の症例だけでなく、一般内科の症例を多数経験することができます。
また小規模な病院であるため、各科の垣根が低く、他のメディカルスタッフとも和気藹々とした環境での研修が可能です。医師の事務的な業務も可能な限り削減しており、研修に集中することが出来ます。
さらにキャンサーボードなど、他科との連携のもとに腫瘍内科としての研修を行います。

3.到達目標

  • ・手技:骨髄穿刺・生検、髄液穿刺、中心静脈穿刺
  • ・良性血液疾患:正確な鑑別診断と治療
  • ・出血性疾患・血栓症:病態の理解・診断・治療
  • ・造血器腫瘍:適切かつ迅速な診断、治療計画の決定と治療の実施
  • ・造血幹細胞移植:移植適応の理解と決定、合併症の理解と対処
  • ・固形腫瘍:診断のアルゴリズムの理解(特に原発不明がん)、外科的治療・放射線治療・化学療法の選択と実施
  • ・補助療法:細菌・真菌・ウイルスなど各種感染症の診断・予防・治療、輸血・サイトカイン療法の適応の理解・実施
  • ・EBM:エビデンスの収集方法の理解と批判的吟味・臨床応用
  • ・血液疾患・悪性腫瘍に関するインフォームドコンセントの実施
  • ・各種学会での発表、論文執筆

4.研修期間

2年間。希望により延長可。
卒後 3,4 年目を、血液内科医・腫瘍内科医としての助走期間として考えています。

5.取得な可能な資格等

現在はありません。

6.指導体制

血液内科医 4 名(うち 1 名はがん薬物療法専門医)が指導に当たります。

7.その他

現時点では、後期研修医は所属しておりません。

外科

1.外科関連の施設認定

  • 1)日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 2)日本消化器外科学会専門医関連施設
  • 3)呼吸器外科専門医関連施設
  • 4)日本乳癌学会認定医・専門医関連施設
  • 5)日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 6)日本臨床細胞学会認定施設

2.取得可能な資格

外科専門医, 消化器外科専門医, 呼吸器外科専門医, 乳癌専門医,内視鏡外科技術認定医, がん治療認定医, 消化器がん外科治療認定医,マンモグラフィ読影認定医,細胞診専門医

3.研修期間

3 年(適宜変更可能)

4.受け入れ人数

2 人/年(適宜変更あり)

5.研修関連施設

琉球大学医学部生体制御医科学機能制御外科学(旧第 2 外科)
独立行政法人国立病院機構沖縄病院
那覇西会那覇西クリニック

6.研修目標

  • 1)外科の専門的知識と技術を修得する。
    (外傷処置,中心静脈カテーテル挿入,胸腔ドレナージ,動脈穿刺,気管切開,人工呼吸器管理等)
  • 2)救命・救急医療を適切に行える。
    (あらゆる救急患者に対応できるように経験を積む)
  • 3)標準手術を適切に実施できる。
    (基本的手術を術者として行い,高度手術では第一助手ができる)
  • 4)周術期の管理ができる。
  • 5)種々の検査手技を修得する。
    (超音波検査・消化管内視鏡検査・気管視鏡検査・血管造影検査の実施,各種画像検査所見の読影)
  • 6)患者やその家族に適切なインフォームドコンセントが行える。
  • 7)外科専門医,その他外科サブスペシャリティ専門医を目指す。

7.当院外科の特色 (内視鏡下手術)

  • 1)大腸癌,胃癌,食道癌等の悪性疾患に対しても積極的に腹腔鏡下手術を行っている。
  • 2)食道癌や肺癌も含めた呼吸器疾患も胸腔鏡下手術の適応としている。
  • 3)肝胆膵疾患においては,手術治療以外にラジオ波焼灼術,血管内治療等も行っている。
  • 4)抗癌剤や放射線治療を加えた集学的治療を行っている。

備考

当院で経験できない心臓・大血管疾患,末梢血管疾患は琉球大学医学部旧第 2 外科に一定の期間出向し経験を積んでもらう。

脳神経外科

1.施設資格

日本脳神経外科学会専門医訓練施設認定病院

2.取得可能な資格

日本脳神経外科学会認定医

3.研修期間

4年

4.対象者

2年の初期臨床研修を終了し、脳神経外科専門医を目指す後期研修医

5.後期専門研修指導スタッフ

  • ・指導医 5人
  • ・脳神経外科専門医 4人(うち1名は血管内治療学会専門医)
  • ・神経内科専門医 1人

6.研修関連施設

  • ・琉球大学付属病院脳神経外科
  • ・RyuMIC 参加病院

7.専門医研修の目標

  • 1) 神経学的所見を正確にとり、評価することができるようになる。
  • 2) 神経放射線学的検査を正確に読むことができるようになる。
  • 3) 周術期を含む入院患者の管理ができるようになる。
  • 4) 救急外来を含む外来患者の対応ができるようになる。
  • 5) 脳神経外科の標準的手術の術者として必要な技量を身につける。
  • 6) 脳神経外科学会専門医取得へ向けての基礎的経験を積む。

8.専門医研修の特徴

  • 1) マンツーマンで懇切丁寧に指導します。
  • 2) 脳神経外科学を包摂する一般外科学や神経学を常に意識しながら、脳神経外科学だけに偏らない総合的な知識ならびに技術を修得していただきます。
  • 3) 手術を含む技術の指導にあたっては、経験年数にこだわりません。
    すなわち能力のある者には、カリキュラムを繰上げて対応いたします。
  • 4) 希望する者には、血管内治療についての指導もいたします。
  • 5) 当院は地域の中核病院であり症例数には問題がありません。加えてNICU を併設しているために希な新生児の症例も経験できます。
  • 6) 当院は、災害時に地域で中心的役割を果たすように求められているため、広域災害を想定した訓練そして組織作りに参加する経験が得られます。
  • 7) 当院の研修では、関連病院はもとより希望する医療施設への一定期の出向も積極的に検討しております。

9.基本となる専門研修プログラム

全期間を通じて神経診断学と神経放射線診断学は繰返し学んでいただきます。

10.専門研修終了後の進路

脳神経外科専門医試験受験していただきます。合格まで厚く指導いたします。専門医試験合格後は、当院の脳神経外科スタッフとして就業いただくことをお勧めいたしますが、それ以外の進路についても相談に応じます。

11.4 年間の研修スケジュール

1年目

  • ・指導医について周術期を含む入院患者の管理を学びます。
  • ・技術的には、脳血管撮影検査、救急外来での処置・小手術、手術室での穿頭術(脳室ドレナージ、慢性硬膜下血腫の血腫洗浄術など)を指導いたします。

2年目

  • ・主体的に入院患者の管理ができることを要求されます。
  • ・指導医について救急外来を含む外来診療の流れを学びます。
  • ・技術的には、1年目に学んだ技術を確実に施行できることを要求されます。あわせて脳室腹腔シャント術、定位脳手術などを指導いたします。

3年目

  • ・入院患者の治療計画を立て、それをインフォームド・コンセントの考えに則って説明できることを要求されます。
  • ・主に救急外来での対応を主体的にとりおこなう事ができることを要求されます。
  • ・技術的には、 2年目に学んだ技術を確実に施行できることを要求されます。あわせてテント上下の標準的脳神経外科手術の開頭、閉頭を指導いたします。

4年目

  • ・外来で診断し、入院して治療、退院後のフォローアップまで、疾患の診断、治療の全行程の計画を立て、それをインフォームド・コンセントの考えに則って説明できることを要求されます。
  • ・技術的には、 3年目に学んだ開頭、閉頭を確実に施行できることを要求されます。あわせて手術計画、脳内操作、危険回避など標準手術のあらゆる局面を想定した実践技術を指導いたします。

12.具体的研修期間中目標経験症例数:( )内は術者として 検査

脳血管撮影 200(100)例

手術

穿頭術 100(50)例
脳室腹腔シャント術 20(10)例
開頭術 外傷 20(10)例
腫瘍 10(5)例
脳血管障害 160(50:うち脳動脈瘤クリップ5)例

小児科

【概要】初期臨床研究期間に習得した小児科初期研修を基礎に NICU も含めた小児科全体の研修を深め、さらに小児科専門医の取得を目指す。

1.施設資格

日本小児科学会専門医関連施設(琉球大学医学部小児科の関連施設)
日本周産期専門医(新生児)研修施設(暫定)
日本周産期専門医(新生児)指導医(暫定)

2.取得可能な資格

日本小児科学会専門医
日本周産期専門医(新生児)

3.研修期間

3 年(初期研修と合せて 5 年で小児科専門医受験資格あり)

4.対象者及び募集人員

2 年の初期研修を修了し、小児科専門医を目指す医師。2 名

5.専門研修指導スタッフ

指導医6名;日本小児科学会専門医5名、
日本周産期・新生児医学会専門医、指導医(暫定)1 名
日本小児科循環器学会指導医(暫定)1名

6.研修関連施設

琉球大学医学部付属病院小児科
沖縄県立南部病院・こども医療センター

7.専門研修の目標と特徴

目標;

  • ①小児科の疾患に対する診断,治療など一般的知識を得る
  • ②新生児・未熟児医療のより深い知識と種々な処置の習得をめざす
  • ③他の研修関連施設とも協力し更なる専門知識の習得をめざす
  • ④研修終了後に小児科専門医の資格試験を受ける

特徴;

  • ①小児科指導医6名で各種症例に対して懇切丁寧に指導する
  • ②地域周産期母子医療センターとして新生児・未熟児医療の役割を担う
  • ③他の医療機関との病診連携、病病連携が密に行われている
  • ④研修終了後に小児科専門医、新生児専門医の資格試験を受けることが可能である

8.専門研修修了後の進路

当院で小児科として就業可能。その他の進路についても相談に応じます。

麻酔科

1.施設資格

日本麻酔科学会認定麻酔研修指導病院

2.取得可能な資格

専門領域 麻酔科認定医・麻酔科専門医

3.対象

2年の初期研修医を終了し、麻酔科専門医を目指す研修医

4.研修期間 3年

5.専門研修スタッフ

指導医 3名
日本麻酔科学会指導医
日本麻酔科学会専門医

6.研修関連施設

琉球大学医学部付属病院 麻酔科

7.専門研修の目標

目標 麻酔科専門医取得に向けた経験を積む。

8.研修過程

当院は319床の急性期病院で、年間手術件数薬1400件、心臓、血管外科を除く、一般外科を中心とした手術が行われ、内、麻酔科管理の手術は900件である。麻酔科研修としては、これらの手術の周術期の管理を行う。新病院ではICUでの重症患者の治療に参加する予定。
麻酔認定医(麻酔認定指導病院で2年麻酔研修後、受験資格を取得、当院で可能)
麻酔専門医(麻酔科学会員であること。麻酔認定医取得後2年、全科の麻酔を経験していること。新生児、心臓・血管外科の症例は琉球大学病院等の研修施設で研修することで、受験資格を得る事が出来る。)
専門研修終了後の進路当院麻酔科スタッフとして就業可能、外の進路については相談に応じます。

放射線科

1.目標

画像診断法の習得
放射線治療の基礎的知識の習得

2.概要

近年における医用画像技術の開発と進歩はめざましく、CT、MRI、超音波を用いた断層画像が重要な役割を果たしている。これらの進歩に伴い、放射線医学がカバーする領域も幅広く、全身の疾患を対象とし、各診療科と連携しながら現代医療に不可欠である画像診断の司令塔として重要な役割を果たせる人材の育成を目的とする。また医用画像の技術を用いた生検や治療を行う IVR (Interventional Radiology)の基礎の習得を行う。
現在の癌集学的治療の中心をなす放射線治療がある。実際の治療計画、対象患者の経過観察を通して、放射線治療に関する基礎的知識の習得を目指す。

3.研修内容

まず検査手技の習得と検査に対する報告書の作成、読影研修を必修とする。
従って研修医は 2 人の放射線科専門医の指導の下に、CT、MRl、lVR の実際の検査に従事し、読影報告書を作成し、放射線診断専門医のチェックを受ける。それらを通して以下の目標を達成する

  • 1.検査中に発生しうる副作用を理解し、対処法を習得する。
  • 2.検査の種類およびその原理の理解と基本的な検査手技を習得する。
  • 3.診断に有用な情報か得られるような検査を立案し、実施する。
  • 4.実施した検査に対する報告書を作成する(読影)。
  • 5.各科臨床医との間において議論や的確な助言ができる。
    さらに放射線診断を通して、放射線防護への意識を高める。

4.研修期間

1~2年 画像診断基礎項目・消化管造影・超音波・CT/MRなど
田原赤十字病院放射線科
2年目 血管造影・IVR 大田原赤十字病院放射線科
3年目 心臓・骨軟部 岩手医科大学放射線科
4年目 神経放射線・MR 東京都立荏原病院放射線科
5年目 3ヶ月 放射線治療・RI 東京慈恵会医科大学放射線科
5年目 その後 専門医試験(8月末)

  • 1.画像上の正常、異常所見を理解する。
  • 2.質的診断に迫り、鑑別診断をおこなう。
  • 3.最終(病理)診断を画像診断にフィードバックする。

1、2 年目は放射線医学に関する知識や技術を指導医のもとに習得することが中心となるが 3 年目には 2 年間で身につけた知識や技術を生かし、基本的なことは自らの判断でおこなうことができるようになることが必要である。また、各科臨床医との間において議論や的確な助言ができるとともに研修医に対し、放射線医学に関する基本的な事項の指導を的確におこなえることが求められ る。

5.プログラムの目的と特徴

当院の放射線科は画像診断と放射線治療からなる。放射線診断においては中枢神経、心、大血管、肺、肝、胆道、膵、消化管、泌尿生殖器、婦人科疾患、骨軟部等、画像評価の対象となるすべての臓器、組織か対象になり、Interventional Radiology は腹部血管系を中心におこなっている。後期研修では臨床各科に跨る広範な領域に及ぶ各種画像診断の概略を把握するとともに放射線医学に関する基本的な知識や技術を身につけることが必要である。また、これらと平行して臨床研究に関する知識や手法を身につけていくことが求められる。
3年間のカリキュラムの履修により放射線科専門医一次試験の受験資格を得、合格後 2 年の研修を受けた後、放射線科専門医二次試験の受験資格が得られ、これに合格すると放射線科専門医の資格を取得できる。

6.放射線科後期研修の内容

[概要]
放射線科専門医(日本医学放射線学会)1次試験に合格できる
放射線診療の基礎的知識の習得
画像診断の基礎的手技および診断法の習得

■プログラムの特徴

[タイトル]
放射線科後期研修の特徴

[特徴]
近年における医用画像技術の開発と進歩はめざましく、CT、MRI、核医学や超音波を用いた断層画像が重要な役割を果たしている。これらの進歩に伴い、放射線医学がカバーする領域も幅広く、全身の疾患を対象とし、各診療科と連携しながら現代医療に不可欠である画像診断の司令塔として重要な役割を果たしていける人材の育成を第一とし、すべての医用画像を用いた精密な画像診断のみならず、その技術を用いて生検や治療を行う IVR (InterventionalRadiology)の基礎の習得を行う。
尚、放射線科にはこの他に癌集学的治療の中心をなす放射線治療があるが、当院には治療部門はなく、希望者には関連施設での研修が可能である。
以上、当科の研修は画像診断と IVR が中心となる。

7.研修内容および到達目標

【研修内容】
まず検査手技の習得と検査に対する報告書の作成即ら、読影研修を必修とする。従って研修医は放射線科専門医の指導の下に、単純写真、CT、MRl、Rl、lVR を含む血管造影検査等に従事し、検査に対する報告書を作成し、チェックを受ける。
また、放射線科専門書、専門誌を通じて知識を得るとともに、院内外のカンファレンスに出席し、知識を深める。
さらに放射線診断を通して、放射線防護への意識を高める。

【到達目標】
放射線診断
A.検査中に発生しうる副作用を理解し、対処法を習得する。
B.検査の種類およびその原理の理解と基本的な検査手技を習得する。
C.診断に有用な情報か得られるような検査を立案し、実施する。
D.実施した検査に対する報告書を作成する。(読影)