沖縄赤十字病院

血液内科

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血液内科

丁寧な診療を心がけています

当科では、リンパ腫、白血病、骨髄腫などの血液悪性腫瘍だけでなく、貧血性疾患、血小板減少症などの血液疾患にも対応しています。当院他科の先生方や県内他病院の血液内科の先生方とも連携し、すべての患者様がベストな診療を受けることができるように丁寧な診療を心がけています。

取り扱っている主な疾患
悪性リンパ腫、急性白血病、慢性白血病、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病 など

血液内科の特徴

検査方法(治療方法)とその内容

  • 骨髄穿刺
    主に白血病、骨髄腫、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血などの診断目的で行います。通常、腸骨と呼ばれる骨盤骨から骨髄穿刺針を用いて骨髄液を採取します。検査は局所麻酔下で行われ、15分程度で終了します。外来で検査が可能ですので、当日そのまま帰宅できます。
  • リンパ節生検
    主にリンパ腫の診断目的でリンパ節生検(切除術)を行います。生検するリンパ節の部位によって、局所麻酔下で行う場合と入院のうえ全身麻酔下で行う場合があります。

治療方針と体制

現在、入院患者様の診療は当院の常勤医2名で担当しています。また、外来では琉球大学医学部附属病院の血液内科医師も診療を担当しています。
通常はガイドラインなどに記載された標準治療に準じた治療を行います。しかし患者様によっては、標準治療が確立していない疾患や病態の場合もあります。そのような場合には、当院血液内科医師のみでなく、必要に応じて県内他病院の血液内科医師とも話し合って、患者様にベストな治療方針を検討しています。その際の患者様の個人情報(プライバシー)は保護されますのでご安心ください。

無菌治療室について

血液悪性腫瘍の治療では、強力な化学療法=抗がん剤治療(自家末梢血幹細胞移植も含む)により白血球が大幅に減少するため、無菌治療室が重要な役割を果たします。当院では、8部屋の個室に加えて、エアロバイク、ルームランナーやソファーなどを配置した開放的な共用スペースのある無菌治療室を整備し、患者様の診療にあたっています。

診療・手術の実績(2022年度新規実績)

悪性リンパ腫 29件 再生不良性貧血 8件
多発性骨髄腫 15件 突発性血小板減少性紫斑病 6件
骨髄異形成症候群 15件 慢性骨髄性白血病 6件
急性骨髄性白血病 14件 急性リンパ性白血病 2件
成人T細胞性白血病リンパ腫 10件 慢性リンパ性白血病 2件


外来担当医表

受付
時間
午前友寄 毅昭喜納 かおり友寄 毅昭
午後喜納 かおり仲地 佐和子森近 一穂

※受付時間について
・初診の患者様/8:30~10:30まで(午前中のみ)
・紹介状持参および通院の患者様/8:30~11:00(午前)、13:00~15:00(午後)まで
※2024年03月13日現在の体制表です。最新情報については地域医療連携室へご確認ください。

診療医師紹介

血液内科部長

友寄 毅昭Tomoyose Takeaki

■ 専門分野
・血液内科全般
■ 所属学会・資格など
・医学博士
・日本内科学会総合内科専門医
・日本内科学会認定内科医
・日本血液学会認定血液専門医、指導
 医
・日本内科学会
・日本血液学会
・日本血栓止血学会
・日本検査血液学会

血液内科副部長

喜納 かおりKina Kaori

■ 専門分野
・血液内科全般
■ 所属学会・資格など
・日本内科学会総合内科専門医
・日本内科学会認定医
・日本血液学会